石座(宝石を嵌める穴)を作っていきます。
↓
次にこの穴の周りに宝石を留める爪を立てていきます。
↑ 紫色の爪を配置したところ。
位置に問題がなければ、これをリング本体と一体化します。
↑ 爪を一体化したところ。0.01ミリ単位で微調整、修正してやる必要があります。
パソコンの画面ではいくらでも拡大表示できるのでピンときませんが、あまり細かすぎると
現実には精密鋳造や、製作ができない、ということになってしまいます。
その点、デザイン云々の他に「設計」という要素が重要になってきます。
建築などと似ているかもしれません。
オニキスの周りの部分も爪を立てました。
この部分には1.4ミリの石が28個入るように計算してデータを作ってあります。
全部で石が34個入る予定です。
これは最近日本でも注目されるようになってきた「チャンピオンリング」を意識した
デザインです。そのためちょっと(かなり)大振りなリングです。
(つづく)